日本人の美的感覚とウェブデザイン
このCMを見て思ったんだけど、日本人の美的感覚ってほんとすごいなーって思う。
このキャッチコピーもほんと秀逸だよ。
この国の本能は、美しいに、一途だ。
かっこいい。
こういうのって何ですかね、伝わりにくいけど、触れたら確実に伝わるものだと思うんすよね。
で、表題にもあるけど、ウェブデザインってパソコンの画面の中なんですよね、基本。
それだと、やはり資格+接触に対して視覚にしか訴えかけられない分、伝わりにくいのかなって思う。
それに、世界的に見てもフラットデザインとかUIとか、とにかくシンプルになる方向で、いか無駄をそぎ落として、ユーザーの導線になりえて、選択肢を与えつつ、迷わせないとか、どうしても【効率】って言う物が重要視されてしまう所があるんですよ。
そういうところで見て行くと、日本のデザイナーってウェブ向きじゃないの?
って言うかなり乱暴な仮説を立ててみるけど、でも逆に、侘び寂びって言う考え方みたいに、とにかく本質に対して真摯に向き合っていく美しさを求める考え方もあるんだよね。
木彫りとか石彫りの仏像って、削って作るんじゃなくて、木や石の中から仏様を出してあげるって言う考え方だし、そういうのってステキだと思う。
だから日本人の美的感覚は、平面よりも立体造形物とか、見て、触って、感じる事が出来る物の方が生かしやすいんじゃないかなぁーと思ったわけです。
ウェブデザイナーの単価が下がってるとかニュースを見ると、紙のデザインからウェブ方面に流れてきた人も多かったし、次はディレクションも出来るようになるのか、どうなんだ?なんて思ってたけど、立体物のデザイナーまで出来るようになるって言うのは、新しい進化系なんじゃないかな。
ものづくりにも繋がるし。
ウェブデザインを技能を使った新しいデザイン商品とか、面白いと思う。
もうあるのかな?無いのかな?
ちょっと自分でやってみようかな。