Japanese topic from tokyo

A blog that writes about local news in Tokyo for the international community, renewed in January 2021.

円安じゃ工場は戻ってこない

アベノミクスがね、持て囃されてるけど、出て行った工場は戻って来ないよね。
出て行った理由が違うもの。
円高とか円安とかあんまり関係ないもの。

トヨタ自動車がついに北米にレクサスの工場を作るとか。
そりゃ大きくてこれから拡大する市場ですから、投資効果も期待出来るし、回収までの計算も立てやすいけど、日本は人口が減り続けるし、税金が高いし、人件費が高いし。
何かメリットがあるだろうか?
日本から輸出するより市場に近い場所で生産した方がメリットが大きいのは自明ですし。

工場を作るのってそんな簡単じゃないし企業なんだから、稼働率が何%で何年でペイ出来るかなんて当然計算するし、いくら円安でもこれから先のリスクとか考えたら、国内工場なんて作らないでしょ。
少なくとも自動車は。

むしろ日本の技術者に海外に行ってくれないかって言う話の方が出るんじゃないかと。
昔はそんな事もなかったけど、今じゃ逆輸入の方が安い場合も。。。

加工貿易で発展して来たのは、日本が輸入国としても輸出国としても優秀だったからで、加工する場所と人が移動可能であれば、日本国内である必要は全く無いんだもの。
東南アジアで同じような加工、生産管理、製品化が出来るなら。

だからむしろ、工場の管理者とか生産管理とかの人員が海外に出て行く需要はすごくあると思う。
プラントとか、原発とか。
製品だけで国産を貫くのは、これからも衰退して行くはず。
だから工場は日本には戻ってこない。

戻ってくるとしたら、日本人の人件費が世界から見て相対的に遥かに低くなって人口も減ってまた上昇に転じる頃かなぁ。
その頃には土地も相当安くなって外資に買われてるかも?
俺が生きてるか分からないけど。

あ、それか工場を誘致する経済特区とか作れば可能性あるかな。
原発とセットで法人税とか合わせて15%くらいで。。。

ロールキャベツの向こう側


旅行に行きたいわー\(^O^)/ーい